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イー・エス・ティー (アメリカ)

イージス®軸電圧テスター

イージス®軸電圧テスターとは

イージス®軸電圧テスターは、回転機の軸電圧測定に最適な設定が工場出荷時のプリセットとして設定されている、100MHzのデジタルオシロスコープです。
軸との接触は、導電性マイクロファイバーのティップ「イージス®SVP」を使って計測します。
回転軸との電気的な接触抵抗が安定するため、波形として軸電圧を確認できます。
軸電圧は、ピーク値から電圧降下する時間も含め、単位時間あたりの電圧変化量(dv/dt)で確認します。

用途

・モーターや機械の軸電圧を測定
・100MHzデジタルオシロスコープ
・各種テスターモード(電気抵抗、電流、電圧など)あり

特長

・軸電圧波形測定用にプリセットされた設定のため、すぐに軸電圧を測定可能
・バッテリー駆動のため、現地で複数台モーターの軸電圧を測定可能

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軸電圧波形の例

  • 高いp-p(ピーク・トゥ・ピーク)電圧-コモンモード電圧

    一般的に20~120Vp-p (10~60Vp)。波形はモーターの軸上に静電誘導したコモンモード電圧が見られます。6つの段状波形はインバーターからの3相パルスによるものです。ドライブからモーターへ入力されるパルス幅変調(PWM)のパルスによって、波形がどうなるか決まります。方形波のように見られることもあります。
    この6つの段状波形あるいは方形波は、ベアリングで放電を起こしていない時およびピーク・トゥ・ピーク軸電圧が最大の値のときに見られる波形です。この電圧は、絶縁されていないベアリングで絶縁破壊を引き起こし、放電し始めます。

  • 高いEDM放電パターン

    EDM放電は、モーターやベアリングのタイプ、運転時間、その他さまざまな要素にもよりますが、一般的に20~80Vp-p(10~40Vp)で放電します。波形を見ると、軸電圧が上昇し急峻に立ち下がり放電していることがわかります。これはインバーターのキャリア周波数によって、毎秒数千回も起こることがあります。急峻な立ち下がりの放電は超高周波で、1~125MHzといった「放電の周波数」です。(さまざまな評価結果による)
    参考文献:NEMA MG1 Section 31.4.4.3

  • 低い放電パターン

    一般的に電圧は4~15Vp-p(2~8V-p)です。一般的に低いdv/dtの連続的な放電です。電圧レベルはグリースの導電化により多くの電流が流れているため低いのが特徴です。これはベアリング内部の潤滑が、炭化し金属成分で汚染させていることによる放電です。
    軸電圧に対し、低いインピーダンスが結果として低いp-p電圧として確認できます。この状態はたいていモーターが数カ月、あるいは数年稼働した状態で確認されます。

  • イージス® リングを取り付けた状態の電圧パターン

    イージス® リングを取付けると、モーターの出力、グランドノイズ、軸の導電性などによりますが、一般的に2 ~ 10 Vp-p(1 ~ 5 Vp)の軸電圧を示します。ここにシルバーペイント(CS015)を塗布するとさらにアース性能が高まり電圧値は下がります。
    この波形は低いp-p電圧で、イージス® リングで軸電圧をアースしています。

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この商品に対するお問い合わせ

福田交易株式会社 特機部 シール技術課

03-5565-6824