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グリース潤滑における間欠慣らし運転方法


間欠慣らし運転には、下記の通り回転数、運転時間によりいくつかのサイクルがありますが、温度の急上昇を防ぎ均一に軸全体の温度を保つために、運転後の停止時間がとても重要になります。グリースを適度に分散させるため、次の手順で行うようお奨めしています。

設定回転数
n(min-1)
手順
繰返し回数
運転時間
停止時間
慣らし運転時間合計
200~500min-1
1
1
5分
1分
6分
0.5*max
2
5
20秒
2分
11分40秒
0.75*max
3
5
20秒
2分
11分40秒
max
4
5
20秒
2分
136分40秒
5
10
30秒
2分
6
50
1分
1分
7
連続運転

慣らし運転中に温度は50℃を超えることはあります。ベアリング温度で75℃以下であれば運転に支障をきたすことはありません。

機械をしばらく休止する場合(1週間以上)、主軸の暖機運転をお願いします。



『グリース潤滑の暖機運転』

暖機運転は、スピンドルの寿命を100%達成させるために必要です。ベアリングの早期損傷を防ぐための目安として、下記のような暖機運転方法をお奨めしております。

a. 毎日の機械起動時

 設定回転数の50%で約15分間運転

b. 1週間以上機械停止した場合の再起動時

設定回転数の 25%で5分間運転  停止時間 2分
設定回転数の 50%で5分間運転  停止時間 2分
設定回転数の 75%で5分間運転  停止時間 2分
設定回転数の100%で5分間運転  停止時間 2分
連続運転