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ベアリングQ&A

ベアリングQ&A [ 応用編 ]の回答


Q:シール付きベアリングのシールにエアパージ用のエア圧をかけても良いですか?
A:基本的にはスピンドル内の風の流れは、グリースを押出しますので、内圧をかけるか両側にエアパージを行ってください。ただし、圧力は0.2~0.5bar以内にしてください。

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Q:高速用に使うベアリングで接触角が25度のものを奨められたんですが...
A:高速回転時の遠心力、温度上昇によりラジアルスキマが減少し内部予圧が増大することによりベアリングの早期損傷が懸念されますが、ラジアルスキマの大きい(接触角の大きい)ベアリングの方がこれらの予圧増大要因に対して有利であるという考え方が最近主流になりつつあります。

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Q:精密級のベアリングはいつもしまりばめで使うのですか?
A:高速回転の場合は遠心力の影響で軸もベアリングも膨らみますが、ベアリングが膨らむ方が大きいため、内輪がすべることがあります。また重荷重を受ける場合も滑ることがありますのではめあいをきつくして使用します。さらに、外輪回転の場合などは、軸側だけでなく外輪側もきついはめあいにして利用します。但し、中程度の速度の場合や、特殊な用途(高温度、高速の場合など)ではゆるいはめあいで使用する場合があります。必要に応じてはめあいを利用しますが、不明な場合はお問い合わせください。

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Q:ハイポイントマークとは?
A:内外輪のラジアル振れの大きいポイントです。組込時には、軸のハイポイントを対角に組み、全体の振れを最小に抑制します。

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Q:ベアリングの取扱い方法を教えてください。
A:ベアリング基本技術情報内「取扱い」を参照してください。

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Q:クーラント浸入を防ぐことができるラビリンス構造について推奨はありますか?
A:福田交易(株)HP内の「インプロシール」を参照してください。

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Q:ベアリングの締め付け力はどのくらいが適当なの?
A:HP内の「別表」を参照してください。

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Q:軸もハウジングもベアリングも全て測定して振れがないのに大きな振れがでてるのですが。
A:ベアリング外輪の締め代過多による変形や、ナットの直角度、セットスクリューのバランスなどが原因として考えられますのでご確認ください。

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Q:発熱もなく精度も出ているのに音がする。理由は何?
A:保持器音、慣らし不足、ミスアライメント、ベアリングの傷などが考えられます。

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Q:オイル潤滑からグリース潤滑に交換するメリット、デメリット?
A:
● メリット
 メンテナンスフリー
 環境にやさしい。
 低コスト(エアの消費量だけで1スピンドル当たり数十万円/年かかります。)
 配管、供給装置不要

● デメリット
 グリース寿命がある
 異物侵入による劣化が進行するため、適切なシール対策が必要

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Q:グリースの慣らし運転の方法を教えてください。
A:「グリース潤滑における間欠慣らし運転方法」をご覧ください。

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Q:グリースの寿命はどのくらいですか?また交換の頻度は?
A:一般的には、Dmn値と運転条件による寿命減少係数により評価されますので、弊社までお問い合わせください。なお、高速用ベアリング用グリースの経年変化による耐用年数は約5年です。また、産業機械分野ではグリースの再給油を行いますが、精密工作機械分野ではグリース寿命=ベアリング交換と考えてください。

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Q:軽予圧と中予圧の違いは?その時の調整は?
A:組合せ自由型ベアリングにはあらかじめベアリングの内外輪に設けられた規定の段差量により軽予圧、中予圧仕様があります。ベアリング間に間座を設けておけば、内輪、外輪側の幅を調整することにより任意の予圧量に調整することができます。 たとえばDB組合せ、軽予圧仕様のベアリングを中予圧仕様にする場合には、内輪間座を、(中予圧仕様の段差量) - (軽予圧仕様の段差量) × 2、外輪間座より薄く加工します。

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Q:長時間、未使用だったスピンドルの試運転は? また、日常の暖気運転方法は?
A:「グリース潤滑の暖機運転について」をご覧ください。