
- お 客 様 自動車部品メーカーB社
- 導入製品 Balance Systems AEセンサ内蔵オートバランサ
背景
このお客様では所有されている研削盤の加工精度向上や砥石にかかる費用を削減したいニーズが ありました。
問題点
- 1偶力発生により加工精度が維持できていない
- 2最適な砥石ドレッシングが出来ていないことで無駄なコストが発生
導入までの経緯
お客様では他社製のオートバランサを採用されておりましたが、Balance Systems社の強みを紹介し導入頂きました。
お客様の声
当社の要求にマッチした柔軟な提案をして頂き互換性も維持できたので他社製からの乗り換えを決意しました。また、加工精度の向上やコントローラーが多機能である点も導入した理由になります。AEセンサを採用したことで加工効率が約30%向上し、砥石寿命に関してもドレスを最適化できたことで、従来よりも約5倍程砥石寿命を延ばすことができました。国内外での実績も数多くあることで安心感もあり納入後のフォローにも満足しています。
導入のメリット
Balance Systems社のオートバランサは2つのウェイトが対照の位置に配置されている構造が特徴であり、これにより偶力の発生がなく高精度のバランシング性能を実現しています。また、独自のアルゴリズムによりバランシングサイクルが大幅に短縮できます。さらに、AEセンサをオートバランサに内蔵させることでドレス管理、接触検知(ギャップエリミネータ)の機能を追加することも可能です。


総評
担当者コメント
Balance Systems社のオートバランサ(VM25シリーズ)は世界最高峰の歯車研削盤メーカーであるライスハウァー社にて標準採用されています。高精度のバランサとオプション選択できるAEセンサをセットでご使用頂くことで加工精度と加工効率の向上は勿論のこと、コストダウンにも大きく貢献できる製品となります。