用途
- 工作機械主軸速度&位置検出(ATC)
- 高周波スピンドル速度検出
- レーダ装置角度検出
- 試験装置用速度検出
特長
- 非常にコンパクトなセンサヘッド
- ターゲットホイール(検出用歯車)はオーダメード対応可能
- 三菱CNCプロトコル対応(M800/M80/E80/C80)
- 高い防水性・防塵性 IP68準拠
仕様
センサヘッド寸法 H x W x D | 15.5(mm) x 37.5(mm) x 21.4(mm) (GEL2444) |
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ターゲットホイール内径寸法 | 8mm~ |
モジュール | 0.3、0.5、1.0 |
出力信号 | 正弦波出力信号1Vpp / 矩形波出力信号TTL / 三菱CNCプロトコル |
回転数 | max. 100,000 min-1対応可能(ターゲットホイール径による) |
使用温度 | -30℃~+85℃ |
保護等級 | IP68 |
ターゲットホイール
センサヘッドで検出するターゲットホイールの基準位置には次の3つの構造があります。
それぞれ次のような特徴があります。ご希望に合わせてお選びいただけます。
- フラグ:構造上のアンバランスが原因で高速回転には不向きですが、コスト面で有利なタイプです。
- スロット:フラグよりもバランス面で優れています。
- 歯:コスト面の優位性は低くなりますが、削りだしで製作しているためバランス面で非常に優れています。100,000 min-1にも対応します。
出力信号波形
2相の回転信号と1相の基準位置信号
ロータリーエンコーダーが出力する信号には次の2種類があります。
- U1、U2:回転制御に使用される信号です。接続するコントローラの仕様に合わせて矩形波か正弦波をお選びいただけます。
- UN:位置決め制御に使用される信号です。1回転中に1回出力されます。信号の形状は、フラット(左図)か山形(右図)のどちからをお選びください。
デジタル通信
各社通信プロトコルに対応した製品も揃えております(※一部開発中)
SIEMENS FANUC HEIDENHAIN MITSUBISHI
On-line検査モジュール GEL211
オンマシンの状態で下記①~⑤の確認また信号補正を行うことができます。
- ① どの回転数域で何時間稼働したか(稼働統計)
- ② 積算運転時間
- ③ 信号波形(信号品質)
- ④ 歯車のダメージ検知
- ⑤ 信号補正
信号の補正や積算運転時間の確認はPC、タブレットなどから行うことができます。また、専用ソフトをインストールすることなく既にご使用の下記ブラウザから設定、確認できます。
- Firefox10+
- Safari5.0+
- Chrome16+
- Opera10+
この商品に
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用途や機能などの諸条件に適した商品をご提案することも可能です。お気軽にお問い合わせください。
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福田交易株式会社 本社営業部
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