工作機械主軸(スピンドル)のシール性能を向上させるために使用され、一般的にラビリンスシールと併用して用いられることが多いです。
主軸シール性能が不良であると、主軸内部に異物・クーラント等の浸入を発生させ、主軸・ベアリング他構成部品の早期損傷の要因となります。
弊社ではエアーパージに使用されますエアー圧力は、0.05MPa(0.5kgf/cm2)にての実施を推奨しております。

主軸ラビリンスシール構造・ベアリング位置・シール付きベアリング等条件がそろえば0.1MPa程度まで圧力を上げる事も可能となりますが、過剰圧力にすることによりベアリング内部のグリースを吹き飛ばす懸念も発生いたします。
また、使用されますエアーは、フィルター等を通しクリーンドライエアーにして使用する事が必要になります。エアー内部に水分が含まれている事により、主軸内部にエアーパージ経路より水分を浸入させて、ベアリング損傷に至らすケースもありますのでご注意ください。

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