概要
フランジ(flange)は、一般的には輪状の縁、あるいは「つば」状の構造を指します。機械分野では特に、 管や軸を補強または接合するため、部品の先端の全周に設けるつば状の部分、またはその部品* のことを指します。つば状の構造を用いて機械部品同士を接合する目的として形成されるフランジに関しては特に、「フランジ継(ぎ)手」と呼ばれることがあります。
* 出典:「フランジ」 - 『コンサイス カタカナ語辞典(第 4 版)』(2010)三省堂
種類と用途
代表的なものを以下に列記します。
- 軸,管や機械のケースなどの外周を取り巻く板状の突出:補強または接続用
- レールなど圧延金属製品の端に出ている補強用の広い縁:補強用または接続用
- 鉄道車輪の輪縁:脱線防止
- 服飾フランジ:肩の部分などの装飾に用いる張り出した縁、タックなど
また、弊社取扱商品関連では、次のようなものがあります。


