光源とレンズ、回転スリット円板と受光素子で構成される、光を利用したエンコーダです。
光源にはLED発光素子などが使われます。光源から発光された光をレンズで集光し、精密な等間隔のスリットを有する円板に光を照射することで、光の透過と遮光の繰り返しを、スリット円板と反対側に配置された受光部で検出します。受光部からの出力は、A相と、A相から90°位相のずれたB相の2系統が一般的ですが、これらの信号に加えて、1回転に一つのスリットのあるZ相を検出するタイプもあります。
光学式エンコーダは、光を使用するため高精度・高分解能であることが特徴です。一方でレンズなどにゴミが付着すると読み取りエラーとなってしまうため、クリーンな環境で使用できるように注意を払う必要があります。

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