- お 客 様 アルミダイキャスト部品メーカー様
- 対 象 ロボットによるバリ取り自動化
- 既存技術 作業者の手作業によるバリ取り作業
背景
手作業でバリ取りをしていたこちらのお客様は、以下の問題点を抱えていらっしゃいました。
- 1作業現場の環境問題
- 2作業者の技術継承問題
- 3効率・品質問題
- 4作業者の加工ミスの発生
作業現場では鉄粉・粉塵が発生し、呼吸器系や皮膚から体内へ侵入する可能性もあり、3K現場となってしまっている。
上述通り、非常に困難な作業のため、新しく若い作業者への技術を継承することが難しい。
技術継承が難しい状況から、作業現場の効率が上がらず、品質向上させることが困難である。
多数の箇所(最多で6面)のバリ取りを行う必要があるが、作業者のミスにより未加工部分が発生してしまう場合もある。
お客様の声
『福田交易は、長年のバリ取りシステム化においての経験があるため、製品を購入することで、導入前後の相談やアドバスが受けられることが魅力です。トライ&エラーであったとしても安心感があります。』
導入のメリット
上記の問題点を全てクリアーする事が可能です。 ロボットメーカーやシステムエンジニア会社であっても、バリ取りの自動化についての知見が少なく、システムに関する相談先はごく限られていますが、当社が相談の窓口になれます。
総評
担当者コメント
バリ取りに関しては、対象となるワークの材質・成形方法・バリ形状により、処理の方法が異なりますが、BIAX/WSEのフローティングホルダー、エアースピンドルを用いることで、輸送機械(自動車・船舶・航空機)並びにその関連加工部品の多くの加工現場で自動化が可能です。 鉄・アルミ・ステンレス・樹脂・CFRPなど多くの材料に対してバリ取りの自動化を行うことで、現行の手作業の効率を最大限に高めることができます。 また、システム導入でなくとも、BIAX/WSEを購入いただけることにより、当社専任技術者によるアドバイスが受けられることが最大の強みになります。
関連情報
商品ページ「WSE エアー・ギア・モーター・スピンドル / フローティング・ホルダー」商品ページ「BIAX バリ取りロボット用エアースピンドル」
テクノロジー通信「バリ取り・エッジ仕上げの基本技術と自動化・ロボット化への課題」