用途
- 高温、真空下における環境に対し使用が可能です。
特長
- 耐食性、潤滑能力を向上させるため、リン酸塩皮膜処理 -EN ISO9717 が施されています。
- ラジアルすきまを増やすことにより、温度変化にともなう材質の変形を許容します。
- 保持器は低速時に高い安定性を発揮するリベット固定スチールリボンケージを採用しています。
高温用途に
リン酸塩被膜処理により、耐食性、潤滑能力が向上
食品機械に
食品機械向けH1グリースを封入した耐熱ステンレスベアリングも取り扱っております。(最高使用温度:320℃)
耐熱ベアリングの選定
高温で使用されるベアリングの選定には、荷重や周辺温度を考慮する必要があります。
回転数が低い場合、次式を満足する静定格荷重 Co をもつベアリングを選択します。
静定格荷重 Co の計算式 Co = fst・Po[kN]
Po :ベアリングの静等価荷重
fst:運転温度係数
耐熱ベアリングは、使用温度により封入されている潤滑剤が異なります。
使用温度は末尾記号で決定されます。
使用温度にあった末尾記号のベアリングをご使用ください。
末尾記号
HT1 :使用温度 Max.350℃、MoS2 - 二硫化モリブデン潤滑剤封入済み
HT2 :使用温度 Max.260℃、耐熱グリース封入済み
HT3 :使用温度 Max.300℃、自己潤滑 SLC 固体潤滑剤封入済み
注)HT1とHT2オープンタイプ・2ZR 両シールド付の2種類。HT3は2ZR両シールド付の1 種類。
この商品に
関するお問い合わせ
用途や機能などの諸条件に適した商品をご提案することも可能です。お気軽にお問い合わせください。
お近くの営業所でもうけたまわっております。
福田交易株式会社 本社営業部
03-5565-6811