用途

  • 主軸(スピンドル)用高速回転軸のクーラント浸入防止
  • CFシールS10シリーズ(精密級アンギュラ玉軸受向け)
    • 工作機械の主軸
    • 高速回転機器
  • CFシールAOシリーズ(深溝玉軸受向け)
    • 一般産業機械

特長

  • 複合ラビリンスによる高いシール性
  • エアーパージのエアー消費量の削減
  • 厚み6mmのコンパクト製品
  • 主軸全長の短縮化
  • CFシールを介してアンギュラ軸受を固定

精巧に出来たラビリンス「CFシール」

GMN社のシール技術を結集した新しいコンセプトのラビリンスシール

CFシール

CFシールS10シリーズ

CFシールS10シリーズ
CFシールの側面を直接軸受に当て、反対側の内輪をナット、外輪を前側カバーなどで固定してください。

79・70系列の精密アンギュラ軸受用に設計されたCFシールS10はベアリング型式より選定できます。

  • 材質 クロム鋼 SCr415 相当
  • 硬度 HRC=45
  • 平行度 5μm
  • 使用温度 -40°C〜170°C
  • 周速限界 なし
  • シールサイズ
    ◯CF60 シリーズ
    内径φ20mm〜φ100mm シール幅:6mm
    ◯CF619 シリーズ
    内径φ40mm〜φ80mm シール幅:6mm
  • アキシアル移動許容量
    Sax =1mm アキシアルすきま
  • ラジアル移動許容量
    Srad = 0.5mm ラジアルすきま
  • 組込方法 内外輪 すきまばめ

CFシールS10シリーズ仕様

CFシールS10シリーズ仕様

製品公差

製品公差

CFシールAOシリーズ

CFシールAOシリーズ
内外輪を同時に圧入してください。

6200 系列の深溝玉軸受用に設計されたアルミニウム製のラビリンスシールで、ベアリング型番で選定できます。

  • 材質 アルミニウム
  • 使用温度 -40°C〜200°C
  • アキシアル移動許容量
    Sax =1mm(TIR) アキシアルすきま
  • ラジアル移動許容量
    Srad = 0.5mm(TIR) ラジアルすきま
  • 軸推奨仕上げ公差 k5
  • ハウジングすきま推奨仕上げ公差  J6
  • 組込方法 内外輪しまりばめ

CFシールAOシリーズ仕様

CFシールAOシリーズ仕様

①CFシール - シール性能テスト

シール性能テスト

<試験内容>
・上記テストベンチにCF シールと従来のGMN ラビリンスシール(Lタイプ)を取付け軸を回転させシールギャップ部へクーラントを直撃させ、シール裏面への浸入量を記録しました。

<条件>
・クーラントノズルまでの距離 5 cm
・吐出圧力 3 bar(0.3 MPa)
・回転数 0~6,000 min-1

<結果>
・CFシールでは、軸静止時を含め、すべての回転数でまったく浸入しなかった。
・従来のラビリンスシール(Lタイプ)では低速時に浸入したが高速時は浸入しなかった。

シール性能テスト

②自社スピンドルでのテスト

<試験内容>
・自社スピンドルにCF6006 を取付けテスト

<条件>
・クーラントノズルまでの距離 約3 cm
・吐出圧力 3~4 bar(0.3~0.4 MPa)
・クーラント流量 15 L/min
・回転数 0~60,000 min-1 <連続・断続回転>

<結果>
・スピンドルが回転している間は、クーラントの浸入はまったくなかった。
・スピンドルを停止すると、わずかに浸入した。

⇒スピンドルのオイルミスト潤滑を稼働させると、
 その内圧上昇によりクーラント浸入がなくなった。

ラビリンスシールの性能を高めるポイント

  1. オイルミスト潤滑などが、わずかに内部の圧力を上昇させラビリンスのシール性能を向上させます。
  2. ラビリンスシールの前にフリンガー(水切り板)などを設けることでさらにシール性を高められます。
  3. スピンドル始動後にクーラントを始動、クーラントを停止させスピンドルを停止させることでCFシールの性能が発揮されます。

GMN CF beeindruckend

③第三者機関での評価テスト

第三者機関での評価テスト
シュトゥットガルト大学テストベンチ

<試験内容>
・ドイツのシュトゥットガルト大学でCFシール(CF6210)の性能を評価した。

<条件>
・円状に配置された12個のクーラントノズルから、CFシールを狙ってクーラントを直撃させた。 ・クーラント流量 3.5~40 L/min

<結果>
・下図の通り、回転数を200, 400, 600, 800・・・・と各回転数で、流量を増やしていき、浸入開始点をプロットしたところ、このテストベンチでは下記のような近似曲線が得られました。
・流量 45 L/min を < 1600 min-1 までシールできる。
 高速になればさらにクーラントの直撃に対するシール性が期待できます。

このテストは、一定の条件での結果です。すべての場合で同一の結果が得られるということを保証するものではありません。
シール性に関しましてはご使用になる実機での評価をお願い申し上げます。

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