用途
- ポンプ
- バルブ
- ミキサーや攪拌機
- スラリー
特長
- 実用温度 260℃(Max)
- 脆化温度 -240℃
- pH 0 - 14
- 仕様に合わせて設計
取外し容易なPTFEランタンリング
蛇腹形状のカーボン/グラファイト充てん剤入りPTFE製ランタンリングは、スタフィングボックス内部で固着せず、組込み・取外しが容易です。
スラリーや排水などの異物の混ざる流体には、W2Sランタンリングとスレード社グランドパッキンを組み合わせることで、注水を有効利用した高いシール性をご提供いたします。
また、多くのリングを要するバルブには、W2Sスペーサーブッシング(通水穴なし)を利用しリング本数を削減できます。
パッキン構成事例
ポンプの構成事例(流体:スラリー)
A (流体側)W2S-3300Gx3本
「W2Sランタンリング」は注水を有効に活用します。グランド押え側に配置する3300Gはスタフィングボックス内部で圧縮成形します。W2Sを介した注水をポンプやミキサーなどの内部へ押し入れることで、スラリーなどの固形物を含む流体からパッキンの摩耗・損傷を抑えます。
B (流体側)3300CJ-W2S-3300Gx3本
一番奥に配置した3300CJは、固形物を取り除くフィルターの役割を担います。3300CJと注水を利用することでシールリング(3300G)への攻撃を抑制し、長くシール性が保たれます。
- 増し締めによりランタンリングの位置ズレを防ぐパッキン構成
- シール水の漏れ量を減少
- シャフト/スリーブの摩耗抑制
バルブのパッキン構成事例
C (流体側)W2S - 3300G x3本
「W2Sスペーサーブッシング」でパッキンの本数を削減
数多くのパッキンを必要とするバルブには、スレード社グランドパッキンとW2Sスペーサーブッシングを組合せることで、パッキン本数を削減可能です。
- 摺動抵抗の減少
- パッキン本数の削減
W2Sの使用方法
ご使用前にW2Sを切断し長さを調整します。
数回に分けて少しずつ切断し長さを調整します、スタフィングボックス内部でW2S両端の端面が少し押し合うするように切断してください。
両端の接合面は注水口の位置に合わせてください
メンテナンス時はパッキン引抜工具のコルクスクリューを蛇腹形状の隙間にねじ込むことで引き抜きが容易です。
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